日本国内において室内空気(空間)におけるエアロゾル中の新型コロナウイルスの検出検査が可能となりました。
対象室内の空気中において一定の新型コロナウイルスを検知した場合、直ちにマスク/唾液検査へ移行し、未症状を含む感染者発覚が可能となりクラスター発生リスクを最大限抑え続けることが可能です。
環境表面検査と併用することで更に検出精度を上げる事ができます。
モニタリングによる早期発見
新型コロナウイルス感染の実態
新型コロナウイルスへの感染については以下の事が知られています。
- 平均潜伏期間(無症状):14日間 *1
- 感染後、症状が出るまでの潜伏期間は1~14日程度、PCR検査で陰性となる場合もある
- 感染しても30~50%では症状が出ない(さらに高い可能性も *2)
- クラスター発生時に1次感染者は無症状、もしくは発症前であることが多い
- 1次感染者の発症日とクラスター発生日の関係を見ると、前日が最も多く、当日、2日前の順
- 咳等の飛沫とドアノブ等を介しての接触で感染する。クラスター以外に家庭内感染が顕在化
- 症状の有無に関わらず、他の人に感染させることがある。WHOは一般に5分間の会話で1回の咳と同じくらいの飛沫(約3,000個)が飛ぶと報告
- 1人の感染者が何人に感染させるか?(基本再生産数R0) 関連論文による平均は3.28
【参考】
*1 WHO HP
*2 京都大学/山中教授 HP
*参考 厚生労働省 HP
感染拡大への対策例
新型コロナウイルスの感染拡大への対策として、モニタリング(室内空気検査・環境表面検査)による早期発見が有効です。
- 定期的な室内空気検査でウイルス早期発見。30~50%の無症状者からもウイルス検知。
- 環境表面検査で高感染リスク箇所を特定。空気測定しづらい箇所にも有効。
- 無症状の感染者特定により感染拡大防止。発症後、「人」のPCR検査に対し約2週間前倒し可能。
- 特殊清掃/消毒作業による2次感染リスク抑制。環境表面検査併用で消毒効果を見える化。